幼児教室+小学校受験+私立小学校受験

「家庭教育の中でどう育っているか?」が問われています

・ 家庭で育まれる感性

受験の細々とした準備は、確かに、小学校受験に精通した幼児教室の役割かもしれません。しかし、小学校受験の中でも、最も学校側から見られているところ、問われているものは、「この子は、家庭でご両親のもとで、どんな教育を施されてきたのか?」ということ、なのですね。
それにすっかり気づかず、幼児教室任せにして、知育教材に没頭し、家庭ではペーパーの復習、おさらいにばかり終始していたとしたら???それは本末転倒であり、そこに正しい子どもの家庭教育は「0」に等しくなってしまうでしょう。

美しいものを見て「ああ、美しい!」と感じる熱い思い、傷ついたものを見て心から「かわいそう」と哀れむ優しさ、悲惨な出来事に憤る気持ち・・・これらは「教えられて学ぶ」というものではなく、幼い頃から家庭の中で、一番身近なご両親から「自然に育まれる心」です。
「心を育てる」これは一人の人間を世の中に送り出すため、「親」が何より大切にし、責任を持って子供になすべき「真の家庭教育」だと私は考えています。

受験を考えたその日から、ご両親の願いは志望校に合格する事でしょう。しかしその事ばかりに気を取られていると、親子にとって本当に大切な事を見失ってしまう事になりかねません。
受験準備という「一つのチャンス」を利用し、子どもに「自分の力で考える喜びを知り、出来なかった事が出来るようになった時のうれしさ、頑張ることのすばらしさを知ってもらう」そういう本当の意味での「学ぶことのすばらしさ」を、心と頭、双方で会得してもらう機会にしなければ意味がありません。
ただただ、強いられ、叱られ、辛い辛いと思うだけ・・・親に誉められることだけを願い、文句を言えずに、ひたすら親のためにがんばる・・・これでは本末転倒であり、小学校で学習をスタートする前から、「学びは辛く、大変なもの」と、間違った不毛の認識を子どもに植え付けてしまいます。

人の心や感性は、幼い頃から家庭の中で、親、兄弟姉妹の行動や言動、無言の空気を体感する中で、自然にゆっくりゆっくりと育っていくものであり、決して、教えられて会得するものではありません。
たとえば・・・まだまだ寒い3月、でもどこかに春の息吹が感じられるようになったある日。裸の木の枝も、ほら!よく見るとあちらこちらに黄緑色の新芽が見つかりました。
「あっ、あの枝を見て!この間まで裸だったのに、今日は小さな新芽がついているわよ!もうすぐ春がやってくるのね。」
こういうお母様の季節を感じる感受性、自然への優しさ、こういうお母様に育てられた子どもは、きっと春うららかな日に、お母様と一緒に春の喜びを感じる事の出来る、心やさしい子どもに育つでしょう。

ある朝、お母様は我が子の大好きなぬいぐるみに、ほころびがあるのを見つけます。
「あなたのくまちゃん、腕の後ろがほころびているわ。今日1日、ママ病院に入院させてあげてくれる?このままじゃかわいそう。ママがお医者様になって治してあげましょうね!」
大事にくまちゃんを抱っこしたママ先生は、愛情込めてくまちゃんの修理をします。

きっとこの子には優しい心が育つでしょう。
「ママ、このお靴、ちょっと痛いよ。」ついこの間までぴったりで履けていた靴・・・
「あらまあ、あなたが大きくなったからよ。すごいわねえ、どんどん大きくなるのはパパもママもうれしいなあ。新しいお靴を買わなきゃいけないけれど、その前に、今日まであなたの足を守ってくれたそのお靴に、長い間ありがとう!ご苦労様!って言ってあげましょう!」
きっとその子は、これからも物を大事にするでしょう。折り紙でもスケッチブックでも、何でも粗末にする子ども達は、まわりの大人から物を大事にする心を教わっていないのです。

どうぞ長い目でお子様の成長を見つめ「人として生きていくための、心を育てる教育」を大切にしてください。 みなさんの受験準備が、子どもの心を育て、正しい方向に子どもを導くものとなることを願っています。

賢い子どもを育てるヒント満載!
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