教育相談, 育児相談, 幼児教育

受験準備に、溺れてはいけません!

・自分はおかしいのでは?と気づくこと。

私は、受験準備のクラスを開講すると同時に、私の教室の在室生家庭はもとより、一般のたくさんの受験家庭のご相談に乗ってきました。
ご相談にはさまざまなものがありますが、中でも他教室に通うお母様方のご相談の中で、一番多いのはどういうご相談だと思われますか?
じつは、一番多いご相談は・・・
「私が今やっていることは、おかしいと思うのです。だんだん、そんなふうに思えてきました。子どももよく泣き、情緒不安定です。でも、自分ではどうすることもできません。どうしたら良いでしょうか?」
こういうお母様方のお顔は暗く、笑顔はありません。げっそりとし、疲労されている・・・切実な、切迫したご相談です。相談を受ける私としては、同じ母親として、本当に辛く、悲しいことです。
受験準備を始めると、大抵のお母様は、どんどんとその世界に「はまっていって」しまいます。わからない世界だから、言われるがまま、勧められるままに、一生懸命に親子で準備をしていく・・・その結果が、こういう悩みになってしまうのは、何と残念なことでしょう。


・お教室の独特の空気にプレッシャーを感じる

小学校受験のお教室には、独特の空気、があるようです。クラス見学や、体験などをされた方は、そういうことを感じませんでしたか?
受付の壁に貼られた私立小学校のポスターや案内、合格者の声などの掲示物・・・それに、受付の方の笑顔、通ってきている方々のにこやかさ。でも、どこかそれが「意図的に作られたもの」と感じてしまうような緊張感・・・
相談者の方は、みなさん、同じようなことをおっしゃいます。
「最初は、楽しく準備を進められればいいな!と思っていたはずなのに、そんな圧迫されるような雰囲気に囲まれているうちに、どんどんと息苦しくなっていき、今度は自分自身がそういう息苦しい気分に負けないぞ!もっともっと頑張らないと!と思ってしまう・・・」
「お教室で、おとなりに座る親子達が醸し出す真剣な様子にも煽られ、時には、担当の先生の叱咤激励に大きく反応してしまい、どんどんと、こんなはずではなかった、かも?とか、私は、ちょっとおかしな言動をしている、かな?と自分でも認識しているのですが、結局、山ほどある宿題をさせているうちに、何だか自分がわからなくなっていき、私は怒鳴り、子どもは泣き・・・悪循環になっています。」
こんなふうに、自分で「自分のおかしさに気づける人」は良いのです。そんな時には、しっかりと自分でブレーキを踏んでください。ここが正念場です!
多くのママ達はここでブレーキが踏めず、また「ブレーキを踏みなさい!」とアドバイスをしてくれる人がまわりにいず、むしろ「もっとがんばりなさい!」「ママがもっとがんばりましょう!」などと急き立てられ・・・ずるずると泥沼に沈んでいくように、もっともっとおかしくなっていくのです。当然、こうなってしまったら、そういうママにリードされている子ども達は「チック症状」が出たり、「吐き下しをする」「頻尿になる」という目に見える症状が出てきてしまいます。
これでは本末転倒、ですよね。愛する我が子のために、良い教育環境を求めて、私立小学校受験をしよう!と思い立ったはずなのに、親が間違ったリードをして、子どもを不幸にしてしまっている・・・こんな悲しいことはありません。

・ 冷静に「自分を見つめる目」を持つこと

じつは、小学校受験の準備とは、摩訶不思議な世界観がようで・・・どんなお母様もおっしゃることは、「まわりの親子は、自分達親子より、みな優秀に見える」のだそうです。でも、どこかスマートに映る親子も、本当は「同じような不安や悩み」を持っているものなのです。
ただ、小学校受験の準備、という世界の中では、「私は不安です」「私は、よくわかりません」という顔をしていることは、なぜか恥ずかしいし、そんな顔をしてしまうことは、最初から負けているような?!気分になる・・・のだそうです。でも、それも勘違い、間違いです!
たとえば。
・ 名門校、有名校、伝統校、と呼ばれるような学校のご卒業生であるママ達も、卒業生であるが故のプレッシャーを抱えて、不安でいっぱいですし・・・
・ すでに、上のお子様が私立校に在学している家庭のママ達は、第2子、第3子は、絶対に不合格では許されない、という強迫観念に常に苛まれていますし・・・
・ 初めて受験に向かわれる方は、右も左もわからない世界の中で、インターネットの掲示板や待ち時間の情報交換に疲れ、何を信じてよいのかわからない、と悩んでいるのです。

いかがですか?
だれもが、それぞれの悩みや不安を持って、受験準備に臨んでいます。決して、自分一人だけではありません。
小学校受験の準備というものは、それが正しいものであれば、幼い子どもの脳を刺激し、意識を育て、生きていくためのさまざまな力をつけていく「すばらしいもの」です!
小学校受験や、私立小学校をご存知ない方が、「お受験」という造語から想像し、単なる表面だけを見て、「つまらないもの」「わけのわからないもの」と批判、批評するのを聞くことは、本当に残念であり、悲しいことです。
でも、確かに、親子で暴走し(暴走させほうに罪がある、と思っています)、結果的に母親が精神的にまいってしまい、子どもの心身に悪影響を及ぼすものであって良いはずはありません。

正しい受験準備というものは、決してお母様が正常な判断力を失うような煽られ方をするものではありませんし、もし、「もっと、もっと、がんばらなければいけませんよ!」と言われたとしたら、あらためて「なぜ、私達親子は煽られなければならないのか?」を、しっかりと考えてみなければなりません。
そこに、正当な理由があれば、やっぱり努力が足りないのかもしれませんね。何事も、楽ばかりして、実らせようとする安易で怠惰な思いは、間違っていますから・・・受験準備に限らず、何事も「がんばること」は尊いことであり、それは、親が我が子に教えるべき、大切な「立ち向かう姿勢」です。
でも、がんばる方向が間違っていると、それは徒労に終わってしまいますし、何より自分を不幸な状態に追い込んでしまいます。
ときどき立ち止まり、「今の自分」を客観的に見る・・・そういう姿勢は必要です。親が疲れている時は、必ず幼い我が子も疲れているものです。
受験準備を始めたら、やはり、一生懸命に取り組まなければなりません。けれど、常に「冷静に、自分の行動や言動を感じていられること」は大切なことです。
そして、子どもが寝た後は、自分の一日の行動を振り返り「一人反省会」をしたり、「自分を誉める会」をして、無理をしてでも、ゆっくりとお茶を飲み、ほっと深呼吸をする時間を作ってください!
反省会をしてみて、ママ自身が「大丈夫!私は正常。私は普通。受験準備で暴走はしていない。おかしいところはないわ!」と笑顔で思えれば、大丈夫。
もし、少しでも「むー、私、ちょっとおかしくなってるかな?」と思ったら、立ち止まる勇気を持ちましょう。始めた限りは、この道を行くしかない!などと思うのは間違っているのです。小学校受験の準備の道、方法は、決して一つではなく、たくさんあるのですから・・・

賢い子どもを育てるヒント満載!
まどか先生が送る、ママ達へのエールです!

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