「無理」は禁物です

時代が令和に入り、特に首都圏では「働くママ、ワーキングマザー」は増加の一途をたどっています。保育園の問題等、すでにいろいろなことで今までにも「仕事と育児の両立」で頭を悩ませ、努力を続けてきたみなさんにだからこそ、声を大にして言います。

無理をしないこと!

ベストではなく、ベターを目指す

仕事でくたくたに疲れた時、思いように仕事が捗っていない時、なかなか愛する我が子の前でも「笑顔のママ」であり続けることは難しいですね。ましてや、帰宅したとたん、我が子はおもちゃをバーっと出して遊びだしたりしたら「いい加減にして!もうご飯だって、何度も言ってるでしょ!」と感情を爆発させてしまうかもしれません。

でも、子どもが眠りについた後、仕事場のイライラをそのまま我が家に連れ帰ってしまい、不本意ながらちょっとした事で腹を立ててしまった自分、優しい言葉なんてひと言も出てこず、気づけばお小言ばかりを言っていた自分、そんな自分に腹が立ち、また気持ちが滅入る…

これでは悪循環、です!

確かに、「笑顔なし、お小言オンパレード」は、確かに、親子の関係、家庭環境という面では良い状態ではありません。でもね、それが「あなた」の精一杯であったのならば、愛する我が子に「ごめん、ごめん!明日は、ママは優しい笑顔のママになるからね!」と声をかけ、フレーバーティーでも飲んで、ホッとしませんか?

受験準備云々でなくとも、とにかく、何事も「無理は禁物」です。

大人であれ、子どもであれ、一生懸命に努力をすることは最も大事な人としての姿勢であり、尊ばれるべきことですが、もし今のあなたが十分に努力をし、がんばった結果が「笑顔なし、小言オンパレードの今日」であったのならば、自分を許してあげましょう。目指すものは「ベスト」ではなく、「ベター」であるべきです。それに、「ベストの母」なんていませんよー。それは、頭の中、インターネットや書籍の中に出てくる「幻」です。

「愛」がすべて

「愛」がすべて、なんて、ちょっとレトロなJ-POPのようです。
笑ってください。

すでに、十分に理解されていることだと思いますが、育児は「頭」ではできません。もしあなたが、高名な教育者や、優秀(と世の中で言われる)子どもを育てたウルトラママ、等々の情報通りの子育てを実践したとしても、その通りにいかなかったことは何度もあるのではありませんか?

「理想の母とは」という考え方は、ナンセンスなのです。相手は「生き物」ですからね。1+1=2にならないことのほうが多いのが、普通です。

真実は、そこに母親であるあなたがいて、愛する我が子がいる、ということ。社会人として、世の中に貢献している女性であるあなたと、その仕事を持った母親から生まれた子どもがいる、ということ。

この現実の中で、無理をせず、毎日毎日、泣いたり笑ったりしながら、我が子に愛情を注ぎ、過ごす… その日々の積み重ねが、あなた達だけの「良い親子関係」が築かれていきます。純真な子どもは、怖いほど「ママの心」を五感で感じています。そして、こういうことは、3歳の子どもでも、6歳の子どもでも、10歳、15歳、18歳の子どもでも、じつは同じなんですよ。

あなたの気持ちが落ち着いた時、我が子をギューッと抱きしめ、優しい言葉で語りかけましょう。もし、我が子が寝てしまってからだったなら、寝顔に語ってあげましょう。「ママはね、あなたが大好きよ!」と。必ず、そのお母さんの「愛」は伝わるのです。

受験の準備中だからと言って、ご自分に無理を強いてはいけません。受験準備を一つの良いチャンスとして、自分を見つめたり、自分を知ったりしてみてください。イライラしているママも、あなたの「素顔」でではありませんか?

受験をするからと、必死に「仮面をかぶったママ」になり、猫なで声を出しているお受験大好きママよりも、ずっとあなたのほうが素敵です。

素顔の自分を大切にして、受験準備の期間を楽しむ気分になってください。そんなふうに、まっすぐに「心」で我が子に向き合っているときのあなたは、とても素敵な「お母さんの顔」になっているはず、です。